『人は死んだらどうなるのか』という本について(第40話)

 死亡率100パーセントの人生なのに、自分だけはいつまでも死なないと思って生きている人ってけっこう多いように思えます。

 でも最近は、「終活」であるとか、「人生の終い方」とか、「エンディング・ノート」といったたぐいの言葉をよく耳にするようにもなりました。寿命がのびたせいで、定年退職から死を迎えるまでの時間が長くなり、「老い」や「死」について考える期間がたっぷりとあるようになったためかもしれません。

 先日、ある出版社から『人は死んだらどうなるのか』というマンガ本が出されました。作者はさとう有作という人です。早速購入してみました。

 表紙の書き込みに、「あの世のルール」とか「絵でみてわかるわかる死後の世界」、「前世、来世はあるの?」、「極楽に行く人、地獄に落ちる人」、「初七日、四十九日はなんのため?」とかあります。

 このマンガ本、A7判、120ページなのに、結構いい値段がします。全ページにカラーのマンガというかイラストがあり、おもしろおかしく死後の世界が書かれているので、一般の若者向けにはいいのかもしれません。

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