施餓鬼会法要が厳修される(8/8)

令和3年8月8日(日)、福正寺施餓鬼会が執り行われました。
本年も人数制限やコロナ対策をお願いしての法要となりました。

施餓鬼とは、お釈迦さまの弟子の阿難尊者が、餓鬼に「おまえの命はあと3日である。死んだ後は餓鬼の世界に生まれ変わる」と告げられたことをお釈迦さまに相談すると、お釈迦さまは「餓鬼に飲食を施しなさい。そうすれば汝も延命がかない、餓鬼も苦しみをまぬがれて天上に生まれることができる」と教えを受けたことに始まります。

法要は施餓鬼壇を設け、五如来の幡をかけて、三界万霊、すべての精霊をまつって修されます。餓鬼に食べ物などの施しをして、先祖供養をするとともに、自らも餓鬼の心を起こさないように自戒する機会です。


法要の最後に住職が施餓鬼壇に向かって、施餓鬼作法が行なわれました。

昨年の落慶式に続いて、台風の影響が心配されましたが・・・
今回も開式前には雨があがり、曇り空の暑すぎることのない天候となりました。

「南無本尊薬師瑠璃光如来」 合掌

2021-08-08 ※「除夜の鐘(2021)」の中止について(12/31) 施餓鬼(せがき)法要について(8/8)
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