【落慶式】魔事なく円成!(本堂工事記録⑲)
令和2年10月11日、福正寺新本堂の落慶式が執り行われました。
心配された台風14号と秋雨前線の影響による雨も、開式前にはすっかり上がり、
青空のもとで開式の梵鐘が境内に鳴り響きました。
法螺貝・先払いを先頭に大導師・式衆の行列が出発します。
移設された山門をくぐり抜けると、
先ずは本堂正面に建てられた角塔婆の前で寶塔開眼が行われました。
開眼が終わると、ご詠歌がお唱えされるなか本堂正面より入堂です。
昨年得度したばかりの栄翔も行列に参加させていただきました。
宗歌斉唱につづき、唄・散華がお唱えされると、
福正寺本尊 薬師如来ご宝前におきまして大導師による薬師供が修されました。
また、左脇之間において、不動護摩供も同時に修されました。
無事に落慶法要が終了すると、続いて式典が執り行なわれました。
先ず金子建設委員長による式辞が述べられ、
続いて天台座主猊下(本山特使)より表彰状が授与されました。
次に感謝状が住職より代表者3名に授与されました。
・建設役員代表の橋本総代
・建設常任委員代表の水村常任委員
・(株)金剛組 代表取締役社長 多田俊彦 様
次にご臨席の皆様を代表して3名の方よりご祝辞を頂戴しました。
・本山特使 天台宗宗議会議員 福正寺住職 大澤貫秀 様
・埼玉教区副所長 護国寺住職 杜多堯慶 様
・福正寺責任役員 小山景一 様
最後に住職より皆様へ御礼の言葉が述べられ閉式となりました。
コロナ禍ということで、規模を縮小しての開催となりましたが、
厳粛かつ荘厳なる雰囲気のなか、滞りなく落慶式を円成することが出来ました。
これも偏に新本堂建設へとご尽力賜りました、福正寺檀徒の皆様をはじめ
多くの方々のお蔭と心より感謝申し上げます。
「有り難うございました。」 合掌九拝
2020-12-02